2009年06月08日

高慢になるクレジットカード

 ブラックカードと聞くと、わたしはついドキッとする。
 自分が自己破産のため、いまだブラックリストに
入ったままだからか、思わず、債務超過の証明の
カード、等と心に浮かぶ(笑)。
 けれども、ブラックカードとは、それと全く反対の
ことで、最高級のクレジットカードを意味する。
 いわば、高額所得者の証明、とも言えるような、
そういうクレジットカードである。
 昨年だと思うが、そのブラックカードをめぐって、
事件があった。
 今でも、日刊スポーツのサイトを毎日眺めるが、
そこである記事を読んだ。
 元阪神投手の伊良部氏が、知り合いのスナックで飲み、
支払いでブラックカードを出したところ、たまたま
そのスナックが、ブラックカードを利用できない店だった。
 逆上した伊良部氏が暴れて、店をめちゃくちゃにし、
警察に現行犯逮捕された。
 示談が成立したのか、伊良部氏は起訴されず、
現在、現役復帰し、大リーグのマイナー球団で、
再度メジャーを目指しているとのことだ。
 わたしは、伊良部氏みたいな人を嫌いではないが、
たかがカードで、とクレジットカードを使わない、いや、
使えない(笑)、自分には、しようがねえなあ、というのが、
正直な感想だった。
 カードは便利だが、人を高慢にもさせる。
 そういうことも、ふと思ってしまった。

クレジットカードとステイタス

 世の中に、色々なクレジットカードがあり、
 種類が様々と言っていいだろう。
 ETCカード、クラシック、シルバー、ゴールドカード、云々云々。
 名前は、どうでもいいが、ある意味、クレジットカードで、
その人のステイタスが分かるとも言える。
 特典サービス付きやキャッシュバック率が高いものは、
当然、年会費があり、年会費が高ければ、それだけ、
そのカードのサービスも豊富、と言っていいだろう。
 そう言えば、昨今、「蟹工船」がブームになり、
特に、派遣社員等の非正規雇用者の間で、話題になった。
 自分たちは、搾取された弱い労働者階級。
 これが、「蟹工船」に自らを重ねた多くの意識かもしれない。
 けれども、十何年派遣をして来た私は、「蟹工船」には、
興味を持てなかった。学生時代に読んでみたが、プロレタリア
文学に魅力を感じず、好きになれなかった。
 なんで今頃、と思ったが、派遣時代、階級の代わりにステイタスの
低さには辟易していた
 自分が担当し、自分が一番知っているのに、それに絡む
業務フローの話し合いに参加し、決定権も持っていない。
 派遣時代、クレジットカードを持っていた。年会費が無料で、
サービスがあまり充実していなかった。
 カード1枚で、その人のステイタスが分かる。
 この点、現在の日本は、いまだ階級のあるイギリスとは
異なる点だろう。